X-add(九州)
シンセサイザー奏者

あだ花の百花繚乱ともいべき1980年代京都の音楽シーンに、DX100をひっさげ突如現れ消えたシンセ奏者、X-add。

のちに伝説となった吉田寮食堂ライブ・深泥池ゲリラライブなどでの映像記録は、一切残っておらず、幻のファーストアルバム「ねんちゃく」のみが、その存在を知る手がかりとなっている。

photo yixtape

景井雅之(北海道)
作曲家 / サウンドアーティスト

美しい心の領域を広げる音の世界の探求が作曲の根幹にあり、
舞台・映画・アートなど様々なフィールドで、日本の美意識を反映した創作活動を行う。

2014年より振付家 平原慎太郎主宰のダンスカンパニーOrganWorksの主作品の作曲・音楽監修他、コンテンポラリーダンス作品、ファッションショー等の楽曲を手掛け、日本、中国、韓国、イスラエル、スペイン、ベルギー、フランス、セルビア等国内外で作品を発表。

2021年 TOKYO2020オリンピック開会式、2023年 第5回海上シルクロード国際芸術祭開会式の音楽担当。

2022年環境省LBOV推進事業に採択された北海道のプロジェクトでアートディレクターに就任。海岸で拾い集めたプラスチックごみを活用した海洋プラスチックスピーカーを考案し制作。

2023年 TEDx Sapporoに登壇。

国内外の振付家、演出家、能楽師、美術家、映像作家など他分野で活躍する芸術家や企業とのコラボレーションも積極的に活動する。

http://matatabirecords.com/

パールよりこ(九州)

学生時代、北九州市立大学で竹川大介教授のもと文化人類学を専攻。インド北部ラジャスタン州の首都ジャイプルに滞在し、職業カースト・クムハールのもとで土器製作を研究する。飲料水入れの土器の機能美だけでなく、インド人の水に対する豊穣性や浄化性の自然観に惹かれ、インドに対する想いが強くなる。

その後ヨガに夢中になり、2008年に北インドの聖地巡礼のツアーに参加。

インドに着いた早々に体調を崩したが、同行していたアーユルヴェーダ伝統医のスワミ・ゴーラクナス(以下、スワミジ)から食事や睡眠の取り方、物事の考え方などのアドバイスを受け、みるみる体調が良くなり驚く。

巡礼中、スワミジが車酔いで苦しんでいる人のためにチャイ屋で生姜を分けてもらい、生姜汁を作り飲ませてあげる様子を見る。その場にあるもので、苦しんでいる人のサポートができることに感銘すると同時に、アーユルヴェーダに対する興味が湧く。

巡礼が終了したのち、そのままスワミジが運営する診療所(Agastya Sidha Vaidy Ashram)に長期滞在。アーユルヴェーダとヨーガを中心とした暮らしを送る。

自然に調和した暮らしの中を送る中で得た「心と体の汚れが落ち、軽やかになる感覚」の素晴らしさを日本でもお伝えしたいという気持ちで帰国。

帰国後、2009年にアーユルヴェーダ&ヨーガをお伝えするBijaHeartを立ち上げる。

その後も、渡印を繰り返し師匠の元で学びを深め、2015年と2017年に師匠を日本に招聘。各地で数日間に渡るアーユルヴェーダ&ヨガのリトリートを行う。

2024年現在は、福岡県宗像市に在住。

4歳と2歳の男の子の育児をしながら、アーユルヴェーダ伝統医のもと自然に沿った暮らしで体感した「本来の自分に戻る心地よさ」を軸にアーユルヴェーダやヨーガの対面セッションを行っている。

 

Yoshinori Kikuzawa
踊る大工、舞道家、仙人、sola.srt-retreat代表
菊澤建築 渦仙 棟梁

カポエイラ、武術、格闘技の持つ、流れ•気•修行法で精神と肉体を探る。ストリートダンスや舞踏などの様々なテクニック、インスピレーション、記憶を身体表現で紡いでいく。
ダンスでは山岳鍛練や、脱力した状態で身体の芯、各部位をねじり、円周運動を利用して身体の流れを構築するメソッド、UZUを創案

主なprojectでは、
2013年幼少期に習得した書道と舞を融合させ、 楽曲と感情の視覚化、空間インスターレーションを目的としたSHODO DANCEなどがある
2017年には札幌国際芸術祭にてアイヌ伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動する女性ボーカルグループMAREWREWとコンテンポラリーダンスのコラボレーション作品”Rap Rap”に選出され、翌年2018同作品がスピンオフとして、ロシア公演、2019年韓国公演。
2019年NIKE Air Max 720のプロモーションビデオにShodo danceで出演。
2022年札幌市南区空沼岳の麓にsola-art.retreatを建築。アートと・自然で人を癒す・を目標に活動中。

dance website
https://www.uzusen.com/

retreat center website
http://sola-art.com/

三枝 彩子(九州)
歌手(モンゴル民謡)

東京生まれ。
東京外国語大学モンゴル語学科卒。

オルティンドー(「呼吸の芸術」ともいわれる「長い歌」)の声量に憧れ、モンゴル国立文化芸術大学に留学。
3.11をきっかけに熊本へ移住。
山都町在住。

https://utanoho.blog.jp/

photo (c) Toshihiro Ohtsubo

嵯峨治彦(北海道)

モンゴルの弦楽器「馬頭琴」と、ホーミーなどの一人二重唱「喉歌」を演奏。

ゴビの遊牧民奏者Y.ネルグイ(モンゴル国第一文化功労者)から馬頭琴の後継指名を受け伝統音楽の継承に力を入れる一方で、野花南(w/嵯峨孝子)、タルバガン(w/等々力政彦)、おおたか静流とASIAN WINGSほか様々な形態の音楽ユニットでも活動。

三枝彩子「風薫ル、ウタ いとしのオルティンドー」をはじめ、松任谷由実、鼓童、川井憲次ほかレコーディング参加多数。

2017年、大瀧詠一作品のカバーアルバム「NOMADIC VACATION」を井上鑑プロデュースで発表。
カンテレ奏者あらひろことのデュオ RAUMAの1stアルバム「深い海」がフィンランド・カンテレ協会「アルバム・オブ・ザ・イヤー2019」受賞。  

ダンスとの共演にも積極的に取り組み、東海林靖志との「improvisation」ツアー(2016)、櫻井幸絵・平原慎太郎演出「地獄変」(2016)、山田せつ子ナビゲート「速度ノ花」「そしてなるほどここにいる」「DANCE(R) BECOMING」(2019-22)、北海道舞踏フェス(2020)、石井則仁「がらんどうの庭」(2020-21)、景井雅之プロデュース「蟲ふるう夜」(2021)、東海林靖志・嵯峨孝子(砂絵パフォーマンス)との「砂に舞う」(2022)、きたまり演出「棲家」(2022/京都)、平原慎太郎・大森弥子「よるねよるこいよる」(2022)、櫻井ヒロ「Dance Live Session Wards」「Runaway」(2022-23)、河野千晶「Samsara」(2022)、田中ハル・鈴木明倫・茂呂剛伸「あしたの地軸」(2022)、山田せつ子「Rhapsody」(2023/ソウル)ほかに音楽で参加。

https://sagaharuhiko.com/

 

じっちゃん(九州)

筑豊の炭鉱が多くあった地域の農家に生まれ育つ。

実家の横の棚田の上にボタ山、その山を超えると炭住や炭坑跡地があった。

現在はその筑豊で学校の教職員を務める。

越智香奈江(北海道)

札幌市出身。
2017年札幌市立大学卒業。演劇公演の企画・広報、またその他プロジェクト行う。

また、札幌のICC「札幌試行錯誤」をきっかけに2021年から「あたらしい民話」プロジェクトを開始。

鈴木アイリ(九州)

鈴木アイリはダンス/振付の分野で活動しているアーティストです。
15歳でダンスを始める。
19歳で渡米。
カリフォルニア州ディアブロバレー大学卒業。
2003年から4年間ニューヨーク在住。
ペリダンスセンター、リモーンインスティチュートにてバレエとモダンダンスを中心に学ぶ。

2008年、ドイツの主都ベルリンを拠点にフリーで活動。
ソロ作品の振付けに加え、様々なアーティストと共同制作を行い、作品を発表。
2009年-2011年ペリンヌ・ヴァリのAssociation Sam-Hesterにてパリとスイスを拠点にダンサーとして活動。
世界各国のフェスティバルにて公演。
2011年横浜ダンスコレクションEXファイナリスト。
2011年米リーボック社グローバルキャンペーン日本代表としてCM、広告などに出演。
2012年インドのダンスビエンナーレ、2014年香港のThe Still Point フェスティバルなど様々な都市にてレジデンスを通して作品の創作、公演を行なっている。
また、ピラティスインストラクターとしても活動中。

https://airisuzuki.com/

photo 村岡淳

山本泰輔(九州)

福岡在住。
関係性とあそびをテーマに、劇場から道端まで様々な場で踊る。
多様な振付家との活動を経て、ダンスを通して人との繋がり、楽しさを共有したいと活動している。
身体感覚の対話を楽しむCIの練習会を主催。

photo Hajime Kato

大森弥子(北海道)

幼少期よりクラシックバレエで培ってきた身体性に独自の感性と表現観を織り交ぜ、異彩な存在感を放つダンサー。
フィリップ・グラス「浜辺のアインシュタイン」 など国内の様々なダンス作品、演劇、オペラに出演。

photo yixtape

東海林靖志(北海道)

1982年生まれ。HIPHOPカルチャーの影響で音楽やアート、ダンスに興味を持ち、15歳から踊り始める。
その後コンテンポラリーダンス及び即興ダンスに傾倒。
2006年「瞬project」結成を機に舞台活動をスタート。
2013年から舞踊家/振付家の平原慎太郎が主宰するダンスカンパニー「OrganWorks」に参加。
ヨガや独自に培ってきた身体技法をベースに探求を続けながら、国内外のコンテンポラリーダンス作品、演劇作品に出演。
また、振付や様々な対象に向けたワークショップも行っている。
北海道出身、在住。

https://yasushi-shoji.com/